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当研究所の協同研究者であり、京都精華大学准教授の 小松正史先生が淡交社より
音 ー音で体感、京の風景ー」(1890円税込)を出版されました。(H16.5.30)
奥深き京都の音風景。名所はもとより年中行事、何気ない街中の音風景を体感
できる1冊です。各地の環境音を収録したCD付。リアルな音風景をお楽しみ頂けます。
収録された音の中から少しご紹介致しますのでお聞き下さい。

小松 正史 プロフィール

1971年1月14日京都府宮津市生まれ。明治大学大学院農学研究科博士前期課程修了。京都市立芸術大学大学院音楽研究科修士課程(作曲専攻)終了。大阪大学大学院工学研究科博士後期課程(環境工学専攻)終了。専攻はサウンドスケープ(音風景)論、五感環境学。環境音の取材、録音、またピアノ演奏(即興)をライフワークに。著書には、「音ってすごいね」(晃洋書房)など。CD作品に「THE Scene」「mahina」「コヨミウタ」など。
ウエブサイト「猫松カワラ版」(http://www.nekomatsu.net/)を主宰。現在、京都精華大学人文学部准教授。

音 ー音で体感、京の風景ー 付録CDから一部ご紹介。(HPの音源は各10秒間でmp3)

1
音  源
付録CDに収録されている音源について
2
鴨川 上流下流 上流(雲ヶ畑・くもがはたの加茂川源流)と下流(丸太町橋付近の堰)
3
宇治上神社 雨の音 檜皮葺(ひわだぶき)から降り落つ雨
4
松尾大社 亀の井の水 昼夜問わず、湧水が亀の口からしたたり落ちる
5
無鄰菴 水の庭 滝、淀み、飛び石、川の合流地点の4カ所で録音
6
詩仙堂 鹿威し 水音と沈黙。竹が石を打つ間隔は、およそ30秒に調整
7
京都市伝統産業振興館(伝産)の水琴窟 まちなかにある水琴窟、瓶のなかで水音と京の喧噪が振動し、融合する
8
糺の森 頭上では濃密な葉擦れの音や鳥の声が、足下では小川の流れ
9
大原の里 音無の滝 三千院奥にある、落差一五メートル、二段の滝。声明が唱えられ、滝の音が消えたとの言い伝え
10
御池通 三態 2005年2000年1996年の順に、車の往来
11
勝林院 ひびきの庭 スギゴケは自然の吸音材。独特の静寂感が生みだされ、鳥や木々の自然音がひときわ冴えわたる
12
京都御苑 参観者の砂利音 御所の細道を自転車が通過し、歩く人たちが行き来する
13
高野川 ススキの葉擦れ音 晩秋のころ、乾燥しきった葉が風にゆられ、高音を放つ
14
鴨川 冬の都鳥 冬期、鴨川にいると、ユリカモメ(都鳥)に囲まれる
15
鈴虫寺 鈴虫の音 数多(あまた)の鈴虫
16
伏見大社お火焚き 火焚き串を火床に投げ入れると、火の音色がはげしくなる
17
知恩院 鶯張り 木の板を固定する目鎹(めかす)の穴と、釘がこすれて発生する摩擦音
18
藤森神社 雅楽練習 毎週日曜午後6時から雅楽の練習が行われる
19
西陣機織 自動織機手織り 自動織機と、手織りの機音(はたおと)のちがい
20
清水焼 窯出し 窯出し直後の陶器の音
21
日吉屋商店 和傘の雨音 和傘の美濃和紙の上に雨が降り落つと、亜麻仁油(あまにゆ)が雨をはじく
22
鳴滝了徳寺 大根焚の音 大釜で篠大根を茹でる音、食器を洗う音、地元の主婦たちが配膳する音、お経の音
23
南座顔見世 開演前 京の師走のにぎわい
24
保津川下り 櫓や櫂を漕ぐ音、急流に声をあげる観光客、船頭さんによる岩の解説が、笑いをさそう
25
嵯峨トロッコ列車 車掌による熱唱。盛り上がりのなか、列車はトロッコ亀岡駅に
26
京都タワーアナウンス  エレベーターで展望台に上がるときのアナウンス。2004年に新旧が入れ替わる
27
梅小路蒸気機関車 躍動感あるSLの汽笛、スチームが吹きこぼれる音
28
京福電車 山ノ内駅付近で路面電車が交叉。そして、路面近くから録音
29
京都市営地下鉄 車内アナウンス 京都駅到着直前に流れる車内放送
30
錦市場 はげしい呼び込みはなく、客に淡々と声をかける店主
31
北野天満宮縁日 毎月25日にひびきわたる縁日の音
32
あぶり餅 今宮神社前の参道で、あぶり餅を売る店員が客をひく
33
大藤千枚漬 水分多いかぶらの皮をむく音
34
町家椿姫 100年ほど前につくられた木造建築の京町家
35
豆腐屋北尾商店 ラッパの音 日々、同じ時間に通過する自転車のラッパ
36
町中の銭湯 のれんをくぐると女将(おかみ)の声と相撲中継のTV音が
37
火の用心 拍子木の音 立誠消防分団による、夜回りの音
38
ピアノ・ミックス(卯月) 小松正史の作曲・ピアノ演奏曲「卯月」(小松正史CD『コヨミウタ』より)に、京の音風景が寄り添う

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